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1型・2型糖尿病に【併用禁忌】の医療用医薬品の一覧

作成日:2021年5月

 

医療用医薬品 禁忌

 

このページでは、糖尿病治療中の患者様に禁忌の医療用医薬品の一覧を載せています。

 

なるべく全てをまとめたいのですが、漏れがあるかもしれません。“全てではないかもしれないが”を前提に、お役立て頂ければ幸いです。

 

 

その他薬剤師さんの勉強に役立つ知識はコチラのページにまとめてあります▽

 

薬剤師のためのノート

 

知識チェックはコチラのページにまとめてあります▽

 

薬剤師のための知識チェック

 

 

ジプレキサ
一般名:オランザピン
糖尿病の患者様、糖尿病の既往歴のある患者様に対し

セロクエル
一般名:クエチアピンフマル酸塩
糖尿病の患者様、糖尿病の既往歴のある患者様に対し

ビプレッソ
一般名:クエチアピンフマル酸塩
糖尿病の患者様、糖尿病の既往歴のある患者様に対し

警告
エビリファイ
一般名:アリピプラゾール

警告
クロザリル
一般名:クロザピン

 

ジェノトロピン注
一般名:ソマトロピン
糖尿病の患者様に対して

原則禁忌
エピペン注射液
一般名:アドレナリン
糖尿病の患者様に対して

原則禁忌
エサンブトール
一般名:エタンブトール塩酸塩
糖尿病患者、アルコール中毒患者様に対して

原則禁忌
エブトール
一般名:エタンブトール塩酸塩
糖尿病患者様、アルコール中毒患者様に対して

セララ
一般名:エプレレノン
高血圧症治療で服用中
微量アルブミン尿又は蛋白尿を伴う糖尿病患者様に対して

原則禁忌
ビジュアリン眼科耳鼻科用液0.1%
一般名:デキサメタゾンメタスルホ安息香酸エステルナトリウム
耳鼻科使用時

 

ラジレス
一般名:アリスキレンフマル酸塩
アンジオテンシン変換酵素阻害剤又はアンジオテンシンU受容体拮抗剤を投与中の糖尿病患者様に対し

アリスキレンフマル酸塩+アンジオテンシンU受容体拮抗剤+糖尿病

アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者様に対して

 

■アジルバ(アジルサルタン)
■イルベタン(イルベサルタン)
■アバプロ(イルベサルタン)
■オルメテック(オルメサルタンメドキソミル)
■ブロプレス(カンデサルタンシレキセチル)
■ミカルディス(テルミサルタン)
■ディオバン(バルサルタン)
■ニューロタン(ロサルタンカリウム)
■イルトラ配合錠(イルベサルタン・トリクロルメチアジド配合剤)
■エカード配合錠(カンデサルタンシレキセチル・ヒドロクロロチアジド配合剤)
■ミコンビ配合錠(テルミサルタン・ヒドロクロロチアジド配合剤)
■コディオ配合錠(バルサルタン・ヒドロクロロチアジド配合剤)
■プレミネント配合錠(ロサルタンカリウム・ヒドロクロロチアジド配合剤)
■ザクラス配合錠(アジルサルタン・アムロジピンベシル酸塩配合剤)
■アイミクス配合錠(イルベサルタン・アムロジピンベシル酸塩配合剤)
■レザルタス配合錠(オルメサルタンメドキソミル・アゼルニジピン配合剤)
■ユニシア配合錠(カンデサルタンシレキセチル・アムロジピンベシル酸塩配合剤)
■ミカムロ配合錠(テルミサルタン・アムロジピンベシル酸塩配合剤)
■エックスフォージ配合錠(バルサルタン・アムロジピンベシル酸塩配合剤)
■アテディオ配合錠(バルサルタン・シルニジピン配合剤)
■ミカトリオ配合錠(テルミサルタン・アムロジピンベシル酸塩・ヒドロクロロチアジド配合剤)

アリスキレンフマル酸塩+アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤+糖尿病

アリスキレンフマル酸塩を投与中の糖尿病患者様に対して

 

■セタプリル(アラセプリル)
■タナトリル(イミダプリル塩酸塩)
■レニベース(エナラプリルマレイン酸塩)
■カプトリル(カプトプリル)
■コナン(キナプリル塩酸塩)
■インヒベース(シラザプリル水和物)
■エースコール(テモカプリル塩酸塩)
■アデカット(デラプリル塩酸塩)
■オドリック(トランドラプリル)
■チバセン(ベナゼプリル塩酸塩)
■コバシル(ペリンドプリルエルブミン)
■ロンゲス(リシノプリル水和物)
■ゼストリル(リシノプリル水和物)

β遮断薬

糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスのある患者様に対して
参照:糖尿病性ケトアシドーシスとは?

 

■アセタノール(アセブトロール塩酸塩)
■セレクトール(セリプロロール塩酸塩)
■ミケラン(カルテオロール塩酸塩)
■カルビスケン(ピンドロール)
■ブロクリンL(ピンドロール)
■テノーミン(アテノロール)
■メインテート(ビソプロロールフマル酸塩)
■ビソノテープ(ビソプロロール)
■ケルロング(ベタキソロール塩酸塩)
■セロケン(メトプロロール酒石酸塩)
■ロプレソール(メトプロロール酒石酸塩)
■ナディック(ナドロール)
■ハイパジールコーワ(ニプラジロール)
■インデラル(プロプラノロール塩酸塩)

αβ遮断薬

糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスのある患者様に対して

 

■ローガン(アモスラロール塩酸塩)
■アロチノロール(アロチノロール塩酸塩)
■アーチスト(カルベジロール)
■カルバン(ベバントロール塩酸塩)
■トランデート(ラベタロール塩酸塩)

 

補足:糖尿病について

1型糖尿病とは:
インスリンを出す膵臓のβ細胞が壊れインスリンがほとんど出ない。治療はインスリン製剤で、糖尿病の約5%が1型糖尿病。1型糖尿病の多くがインスリン依存型。

 

2型糖尿病とは:
糖尿病患者の95%を占め、遺伝的な要因に生活習慣の影響(過食、運動不足など)が加わり発症すると考えられている。インスリンの効きが悪くなり血糖値が下がらない場合と、インスリンの分泌量が減っている場合がある。

 

インスリン依存状態とは:
インスリン注射が必須な状態

 

糖尿病治療薬について
スルホニル尿素(SU)薬

重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、インスリン依存型糖尿病の患者様に対して禁忌

 

■ジメリン(アセトヘキサミド)
■デアメリンS(グリクロピラミド)
■クロルプロパミド(クロルプロパミド)
■グリミクロン(グリクラジド)
■オイグルコン(グリベンクラミド)
■ダオニール(グリベンクラミド)
■アマリール(グリメピリド)

速効型インスリン分泌促進薬

重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の患者様に対して禁忌

 

■スターシス(ナテグリニド)
■ファスティック(ナテグリニド)
■グルファスト(ミチグリニドカルシウム水和物)
■シュアポスト(レパグリニド)

ビグアナイド(BG)薬

重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の患者様に対して禁忌

 

■ジベトンS(ブホルミン塩酸塩)
■グリコラン(メトホルミン塩酸塩)
■メトグルコ(メトホルミン塩酸塩)

αグルコシダーゼ阻害薬

重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者様に対して禁忌

 

■グルコバイ(アカルボース)
■ベイスン(ボグリボース)
■セイブル(ミグリトール)

チアゾリジン薬

重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の患者様に対して禁忌

 

■アクトス(ピオグリタゾン塩酸塩)

選択的DPP4阻害薬

重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の患者様に対して禁忌

 

■スイニー(アナグリプチン)
■ネシーナ(アログリプチン安息香酸塩)
■マリゼブ(オマリグリプチン)
■オングリザ(サキサグリプチン水和物)
■ジャヌビア(シタグリプチンリン酸塩水和物)
■グラクティブ(シタグリプチンリン酸塩水和物)
■テネリア(テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物)
■エクア(ビルダグリプチン)
■トラゼンタ(リナグリプチン)

 

■ザファテック(トレラグリプチンコハク酸塩)
(用法:週1回服用)

選択的SGLT2阻害薬

重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者様に対して禁忌

 

■スーグラ(イプラグリフロジンLプロリン)
■ジャディアンス(エンパグリフロジン)
■カナグル(カナグリフロジン水和物)
■フォシーガ(ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物)
■アプルウェイ(トホグリフロジン水和物)
■デベルザ(トホグリフロジン水和物)
■ルセフィ(ルセオグリフロジン水和物)

GLP1受容体作動薬

糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の患者様に対して禁忌

 

■バイエッタ皮下注(エキセナチド)
■ビデュリオン皮下注(エキセナチド)
■トルリシティ皮下注0.75mgアテオス(デュラグルチド(遺伝子組換え))
■リキスミア皮下注(リキシセナチド)
■ビクトーザ皮下注(リラグルチド(遺伝子組換え))

配合薬

重症ケトーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の患者様に対して禁忌

 

■メトアナ配合錠(アナグリプチン・メトホルミン塩酸塩配合剤)
■イニシンク配合錠(アログリプチン安息香酸塩・メトホルミン塩酸塩配合剤)
■エクメット配合錠(ビルダグリプチン・メトホルミン塩酸塩配合剤)
■リオベル配合錠(アログリプチン安息香酸塩・ピオグリタゾン塩酸塩配合剤)
■スージャヌ配合錠(シタグリプチンリン酸塩水和物・イプラグリフロジンLプロリン配合剤)
■カナリア配合錠(テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物・カナグリフロジン水和物配合剤)
■トラディアンス配合錠(エンパグリフロジン・リナグリプチン配合剤)
■ソニアス配合錠(ピオグリタゾン塩酸塩・グリメピリド配合剤)
■メタクト配合錠(ピオグリタゾン塩酸塩・メトホルミン塩酸塩配合剤)
■グルベス配合錠(ミチグリニドカルシウム水和物・ボグリボース配合剤)
■ゾルトファイ配合注(インスリンデグルデク(遺伝子組換え)・リラグルチド(遺伝子組換え)配合剤)

いかがでしたでしょうか?『あっ、この薬も禁忌だったっけ?』っと思って頂けたらページを作成した甲斐があります。

 

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